【剣盾S21使用構築】イベルダルマ攻めサイクル【最終1920/745位】
初めまして!もんつきと申します!
目標にしていたレート2000には届きませんでしたが、
最終3桁は達成できたので記念に記事を残そうと思います。
【結果】
TN もんつき
最終レート1920/745位
90勝55敗
【概要】
【構築経緯】
ダイマックスが無くなったことで伝説枠のポケモンを受け駒でみる構築が環境に多く、それらに対面合わせることで強引な崩しが可能な『鉢巻ガラルヒヒダルマ』が環境に刺さっていると思い、ここから構築を組み始めた。
伝説枠には、ヒヒダルマが苦手なウーラオスやゴリランダーに強い『イベルタル』を採用。「ザシアン」や「黒バドレックス」の上を取るためにこだわりスカーフを持たせた型で使用した。
イベルタルを使う以上相手の「ザシアン」を取り巻きで削る必要があるので、ゴツゴツメットを持たせた『ドヒドイデ』を採用することで引き先とし、これらを基本選出とした。
イベルタルを速い電気タイプ(スカーフサンダーなど)でみている構築に対しては、ヒヒダルマを安全に着地させることが難しいので、電気技に後出しして崩しを行える『ランドロス』を採用。
イベルタルミラーへの解答として『カプ・コケコ』、ムゲンダイナに対するクッションとなりつつゼルネアスに抗える枠として『ガラルヤドキング』を採用して構築を完成とした。
【コンセプト】
・ヒヒダルマの高火力を押し付けていく
・役割集中からイベルタルの一貫を作る
【個体詳細】
ガラルヒヒダルマ@こだわり鉢巻
特性:五里霧中
性格:意地っ張り
実数値:181(4)-206(+220)-76(4)-*-83(60)-143(220)
調整:
HD:臆病C252振りサンダーの熱風を最高乱数以外耐え
A:なるべく高く
S:準速90族+1
本構築の崩し枠。
対面サンダーのスカーフをケアせずに突っ張れるように、最低限の素早さを維持しつつ耐久調整を施した。
基本的にはイベルタルのとんぼ返りで対面操作しながら、受けに出てくるバンギラスやバルジーナとの有利対面を作って高火力を押し付けていく。
技構成はメインウェポンのつらら落とし、ドヒドイデやヒードランへの打点として地震、テッカグヤやエアームド意識のフレアドライブまでは確定で、あと1つはストーンエッジ、馬鹿力、とんぼ返りあたりから選択だが、ホウオウやヒトム入りにも強気に選出できるようにストーンエッジとした。
浮いているポケモンに対してヒードラン交代読みで地震を押すと気持ちよくなれる。
特性:ダークオーラ
性格:臆病
実数値:201-135-116(4)-183(252)-118-166(+252)
技構成:イカサマ/デスウィング/悪の波動/とんぼ返り
本構築の伝説枠。
環境トップのザシアンにタイプ上不利をとってはいるものの、イカサマが約5割入るので周りで削ってあげればザシアン軸にも選出していける。
ヒヒダルマが初手ウーラオスを強烈に誘うので、基本的にこのポケモンを初手において展開していった。
多少無理な後投げをしても上からデスウィングで殴りながら回復できるのが本当にえらい。
特性:再生力
性格:図太い
実数値:157(252)-*-224(+252)-73-163(4)-55
技構成:熱湯/どくどく/自己再生/トーチカ
ザシアン受けとしての採用。
ザシアンのきょじゅうざんに受け出して、「ゴツメ2回+ワイルドボルトの反動ダメ」でイベルタルのイカサマ圏内に入れることができる。ザシアンでドヒドイデの相手をしないプレイングをされると厳しいが、ザシアンはHPが半分あればイベルタルの不意打ちを耐えるからか、多くのザシアンがドヒドイデと心中してくれた。
黒いヘドロを持っていないが、こだわっているカイオーガの技を固定してから動けるようにトーチカ採用。
霊獣ランドロス@食べ残し
特性:威嚇
性格:腕白
実数値:193(228)-166(4)-156(+252)-*-101(4)-114(20)
技構成:地震/岩石封じ/ビルドアップ/身代わり
調整:
H:16n+1
B:なるべく高く
S:ミラー意識
このままだとイベルタルより速い電気タイプに電気技を打たれてるだけで構築が崩壊するので、電気技に受けだして逆に起点にできるポケモンとして、身代わりビルドアップランドロスを採用した。
ランドロスでランドロスをみている構築には一匹でゲームを終わらせるパワーがあったが、終盤はメタられていた印象で、あまり選出できなかった。
カプ・コケコ@オボンのみ
特性:エレキメイカー
性格:臆病
実数値:177(252)-*-106(4)-121(44)-116(164)-171(+44)
調整:
HD:臆病C252振り珠イベルタルの悪の波動をオボンの実込み3耐え
S:最速ウツロイド+1
C:余り
こちらのイベルタルに羽休めが無いことで、イベルタル同士の打ち合いに負けてしまうので、相手のイベルタルへのクッションとしてカプ・コケコを採用した。
火力のあるイベルタルは環境に少なかったので、耐久を削ってもう少しCに努力値を割いた方が良かったかもしれない。
ほとんどイベルタル入りにしか出さなかったが、ボルトチェンジからヒヒダルマを安着させたり、怒り挑発で役割集中を仕掛けたりと、出した試合はしっかり活躍してくれた。
ガラルヤドキング@突撃チョッキ
特性:再生力
性格:生意気
実数値:201(244)-85-100-132(12)-178(+252)-45
ムゲンダイナ入りに対するクッションとして採用。
ムゲンダイナが火力のある型だとヒヒダルマがワンパンされるので、ムゲンダイナに受けだして型を確認しつつ、みらいよちを絡めて対面操作していく。
対ゼルネアスはこのポケモンで突破を試みるため、耐久にがっつり努力値を割いている。
【選出と立ち回り】
- vs軸→+(or)
基本的に初手イベルタルから展開していって、相手の初手がザシアンの場合はとんぼ返り、そうで無い場合はザシアン交代にも刺さるイカサマを押していく。
- vs軸→+(or)
初手イベルタルのとんぼ返りから展開して、ヒヒダルマで崩しを行う。黒バドレックスは鉢巻水ウーラオスと組んでいることが多かったので@1にはドヒドイデを多く選出した。
黒バドレックスがスカーフの場合はイベルタルの後投げが複数回できないので、交換が読めるシーンは積極的に釣り出ししていった。
- vs軸→
初手ヒヒダルマ→一旦ヤドキングに引いてムゲンダイナの型を確認してから再度ヒヒダルマを出して崩しを狙っていく。
- vs軸→+(or)+(or)
初手カプ・コケコから展開して対面操作していく。攻め寄りな構築にはイベルタル、受け寄りな構築にはヒヒダルマで崩しを狙う。
- vs軸→
初手イベルタルのとんぼ返りでカイオーガを少し削ってあげると、ドヒドイデが潮吹きを2耐えするようになるので、雷にはヤドキングを、水技にはドヒドイデを投げることで対応ができる。と思っていたがこだわっていないカイオーガが一定数いてボコボコにされた。
- vs軸→(or)+
壁貼り要因がオーロンゲorいない時はカプ・コケコから、クレッフィorレジエレキの時はランドロスから展開していった。パーティに先制技持ちがいないので、ジオコンを積んだゼルネアスをヤドキングで突破する必要があるが、HP満タンのゼルネアスはヤドキングでは削りきれないので、ジオコンを積んでくるタイミングにコケコやランドで攻撃して多少削っておく必要がある。マッチングしたら負けくらいの気持ちでいたが、意外とこの立ち回りで拾える試合も多かった。
【感想】
ダイマックスが無いことで理詰めになる対戦が多く、個人的には楽しいシーズンでした。結果としては振るいませんでしたが、自分で一から考えた構築で最終3桁を取ることができ満足しています。機会があればもう一度このルールでレート2000を目指したいと思います。それではS21お疲れ様でした!